DE FONTAINE

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 06

April.

2020.

Price:¥38,000 + tax ~

 

世界最大の眼鏡国際展示会SILMO(シルモ)には、世界的に有名なアイウェアブランドをはじめ、デビューしたばかりのブランドが一堂に会するエキシビションとして知られています。

当社のバイヤーも毎年訪れており、メジャーブランドの新作をチェックしつつ、光るものがある新進ブランドを探すのですが、毎年見つかる訳ではありません。一定のクオリティーがあり、フレッシュなデザインのコレクションを発表しているニューカマーは決して多くはないのです。

しかし、今季は新たなブランドが、G.B.Gafasのラインナップに加わりました。

その名はDE FONTAINE( ドゥ フォンテーヌ ) 。フランス マルセイユを拠点にし、ハンドメイドを主体としたコレクションを発表した新人ブランドです。なにぶん日本に初めて紹介するブランドですのでネームバリューこそありませんが、手作業ならではの温もりとオリジナリティを感じられるフォルムは、ビッグメゾンにはない新鮮な味わいを持っており、すでに多くのカスタマーを魅了しています。

 

 

デザイナーは、ヤニック・ドゥ・フォンテーヌ氏。パリのシャンゼリゼと16番街にある眼鏡店に勤務し、オプティシャンとして10年間のキャリアを重ねました。しかし、元来モノづくりが好きであった彼は、次第にデザインをしたいという欲求かられ、フランス最大の眼鏡産地であるジュラ地方の様々なワークショップに参加し、眼鏡作りの基礎を学びました。その後、独自の手法でコレクション製作に取り掛かりますが、満足できるモデルが完成するまで5年の歳月かかったと言います。

 

 

DE FONTAINEの最大の特徴は、デザインと製作の全行程をヤニック氏が一人で担当している事です。

全てを自分でコントロールする事で可能になるオートクチュールのような妙技が、このブランドのアイデンティティだと言えるでしょう。そのこだわりの結果、仕事量は多いのですが、製作ペースはゆっくりです。1日の作業時間は8時間~10時間、週6日で月産80本の眼鏡が完成します。

彼が眼鏡製作に使用するのは、60年代のフランス製加工機です。ジュラで眼鏡作りを学んだ仲間には、3Dプリンターやコンピューター制御のCNC旋盤を使っている人達も少なくないようで、最新のマシンから生まれる眼鏡もクールだと言いつつも、昔ながらの機械が持っているフィーリングの方が自分の手には合っていると言います。古い機械を自分でメンテナンスしつつ、手仕事の感触を確かめるというやり方が好きだそうです。

 

 

 

DE FONTAINEに使用されているのはフランスやイタリアのアセテート(樹脂)です。

眼鏡作りを学んでいた頃に出会った年代物のアセテートを磨いた時に現れた輝きは、今でも忘れる事ができないそうです。それ以来、自分のブランドのメイン素材はアセテートと決めたそうです。全てフランスの物を使用したいという想いがあるとの事ですが、最高の品質を求めた結果、新しいアセテート生地はイタリア、丁番パーツは日本から取り寄せているそうです。

 

 

最後にDE FONTAINEは、眼鏡ケースもヤニック氏のハンドメイドです。上質のレザーを使用し、一つ一つ手縫いで仕上げています。感度の高いブランドはケースのデザインにも手を抜かないものですが、ここまで愛情を込めているブランドは稀でしょう。

 

 今年、日本初上陸となるDE FONTAINE。最高の手技を追求したコレクションを展開する将来が楽しみなアイウェアブランドです。

 

<G.B.Gafas KYOTO 店長 岡田>

 

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