完成度の高さのみを追い求めてつくられる昨今の量産品はもとより、ややもすれば子供っぽくカジュアルに見られがちなトラッドテイストのプラスティックフレームとも一線を画す、大人のメタルフレームをイメージしています。フォルムは眼鏡というアイテムが一般化した1930~50年代の米国・英国紳士の金縁眼鏡をモチーフに製造法、マテリアルそしてテクスチャー(風合い)にこだわりました。テクニックを前面に押し出したような最新の眼鏡に多用されるチタンではなく、昔ながらのニッケル合金を使って細くスマートなラインを追求し、パーツの接合には古い溶接機を使い、細部に手彫りの金型で彫金模様を施しています。堅苦しい礼装ではなく日常に自然と溶け込んでいるような存在、そんな眼鏡を目指して英国文化に根差し、古くから親しれている大衆料理の「FISH&CHIPS」をブランド名としています。しかし、それは決してロークオリティーを賛美している訳ではありません。私達が考えているのは、一流の技術者が古き良き時代のエッセンスを取り入れてつくる高品質な現代版クラシックメタルなのです。大人がかけて様になり、トレンドを先取りし続ける高感度なユーザーにも満足いただける気品のあるコレクションになっています。
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