明けましておめでとうございます。
皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
私は、氏神様へ初詣というトラディショナルスタイルで新年を迎えました。
さて、2017年はアイウェアの世界において、ある種の成熟を迎えたと考えています。
それは、丸メガネに代表されるようなクラシックデザインが、トレンドど真ん中の席に着いて数年が経ち、お客様の反応からも、浸透の度合いが最高潮に達したという実感があるからです。
結果として、それらオールドスタイルのメガネは、いわゆる量販店にも並ぶようになりました。
では、真逆のデザインを探して、店内を変えてしまおう!とは考えておりません。
2018年をスタートするにあたって、私が大切にしたいキーワードを挙げたいと思います。
一つは『オリジナリティ』。
唯一無二の形であるとか、そう言う事では無く、デザイナーや技術者といった作り手の想いが、そのフレームに現れているかが大切だと思います。
明確な意志を持って丁寧につくられた物は、ベーシックなデザインであっても埋もれないのです。
また、The spectacle (2017年9月 京都ブログ参照)のようなヴィンテージフレームなんかは、まさにオリジナル(原型)。
それらが持っている奥深さは、一見しただけでは伝わらない事が多く、オプティシャンの力量が試されるところです。
それともう一つが『リエディット(再編集)』。
これは新しさにかかわる事です。ファッションは、ここ数年リバイバルやリミックスがブームですよね。
しかし、同じモノが復活し、同じように着用しているかと言うとそうでもない。
また、ストリートで生まれたファッションがモードに組み込まれたりしています。
現在、アイウェアデザインもスタイルは出揃った感があります。
ならば、スタンダードプラスαの要素がある物、そこに次のトレンドを創出するエッセンスが隠されているのです。
本年も新鮮なアイウェアをご紹介できるよう、スタッフ一同、アンテナに磨きをかけてまいる所存でございます。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
<G.B.Gafas KYOTO店長 岡田>
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