80年代、それは懐かしく新しい

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 30

August.

2016.

皆さん、こんにちは。G.B.GafasKYOTOの岡田です。

 

最近、80年代の作品に対する再評価をいたるところで目にする、そんな気がする今日この頃です。

 

映画「ゴースト・バスターズ」の新作発表にともない80’sの洋画を特集したムック本が出版されたり、何気に開いた雑誌に永井博氏のイラストを発見したり、(永井さんと言えば80年代を代表するイラストレーターで大瀧詠一さんやサザンオールスターズのレコードジャケットを手掛けている御仁であります。それがスイムウェアメーカー“speedo”の広告イラストに使用され、さらには「~の夏・・・・」なんていう日本語のキャッチコピーが!)

 

はたまたファッション界では近年流行したシンプル系スタイルの反動からか、ちょっと過剰なコーディネート、そしてオーバーサイズを提案する動きも出ており、80年代に発売されたDCブランドの古着を買い集めている若手デザイナーがいるなんて話を聞いたりもします。

 

なぜ今、80年代なのか?それは新しいデザインやスタイルに対して寛容で時代のダイナミズムを実感できた時代への憧れではないでしょうか。

眼鏡の世界でもトレンドど真ん中のクラシックでシンプルなフォルムから距離を置き、よりエモーショナルにデザイン性を楽しもうとするコレクションが存在しています。

 

今回はそんな新鮮な息吹を感じさせるドメスティックブランドを二つ紹介させて下さい。

 

まずは当社スタッフが偏愛する『ARUMAMIKA -アルマミカ-』。ブログやインスタでの登場回数も多いので今更と思われるかもしれませんが、アイウェアデザイナー今村信一さんと奥様の美佳さんによって生み出されたブランドです。今村信一さんはご年配向けの婦人枠からトレンド系まで何でも描けるという実力派。

 

ARUMAMIKAはプライベートレーベル的な色合いが濃く、オリジナリティの強さが光ります。寡黙な今村さんは「他と同じことやってもね…。」と多くを語りませんが、強い眼差しからコレクションに対する深い自信を感じ取れました。

 

1

上 REED – BKG  \34,200 (税込)

下 REED – DTB  \32,400 (税込)

 

 

2

上 LINDEN – NVC  \37,800 (税込)

下 LINDEN – BLK  \37,800 (税込)

 

そして、この夏から新たに京都店のラインナップに加わったニューフェイス。『MASAHIRO MARUYAMA -マサヒロ マルヤマ-』です。元々は大手の眼鏡メーカーに勤務し、有名ライセンスブランドのデザインを手掛けてきた丸山正宏氏が立ち上げたコレクションで、全てアシンメトリーで構成されたフォルムが特徴になっています。左右非対称と聞くとただの変わり種メガネでしょと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな事は決してありませんと断言しておきましょう。

 

彼がテーマにしているのは未完成な物が持っている儚さや、自然の造形物に感じられる温もり、そして、完成品を解体し、再構築した時に出現する新しい美しさです。以前、丸山さんと会った際、再構築について話が及びました。曰く、「最新のテクノロジーにはそれほど興味がない。それよりも長年培われた技法を鍛え直し、新しさを創り出したい。」との事。職人気質とアーティスト性が混在する彼のデザイン思想が表れた言葉だと思います。

 

 

3

上 MM0025 – 2  \34,560(税込)

下 MM0026 – 1  \34,560(税込)

 

 

4

上 MM0011 – 2  \48,600(税込)

下 MM0011 – 1  \48,600(税込)

 

もし、今の眼鏡に物足りなさを感じていらっしゃるなら、是非この二つのブランドを試してみて下さい。何かが変わった、そんな瞬間に出会えるかもしれませんよ。

 

 

(G.B.Gafas KYOTO店長 岡田)

 

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