「YOUNG LONDON」はドイツ ハンブルグ出身のフォトグラファー「フランク・ハビット」が1969年に世に送り出した写真集です。そこにはスウィンギングロンドンと称された当時のストリートカルチャーが見事に写し出されています。
60年代の後半、若者文化の中心地はパリでもニューヨークでもなく、ロンドンでした。大戦後のベビーブームによって誕生した子らが成長し、自分達のためにお金を使うようになったのです。彼らの最大の関心事は音楽とファッション、つまりは若者としての完璧なライフスタイルを手に入れる事でした。
その熱狂の中にはセックスピストルズの仕掛人マルコム・マクラーレンやローリングストーンズのプロデュースだったアンドリュー・オールダムがいたそうです。その他にもザ・フーやキンクス、エリック・クラプトン、デビット・ボウイ…等々がメディアに取り上げられるようになります。
米国に住んでいたティーンエイジャーが英国に憧れを抱く、そんな時代があったのです。
*ヤングロンドンには雰囲気のあるアイウェア着用者の写真も散見されます。これは一見の価値あり。
このムーブメントは数年で終息を迎えるのですが、後世に残した影響は図り知れないですね。現在はグローバル化が進んだ事で、特定の地域から発信される大きな熱量を持ったムーブメントは起こりにくい状況になっていると言えるでしょう。
しかし、新しい事(あるいは物)への興味は失われず、脈々と受け継がれているのです。欲望を肯定的にとらえる(盲従すると言う事ではなく)、若き心を大切にしていきたいと私は考えています。
G.B.Gafas各店では新生活を始められるフレッシャーズの皆様に向けたパンフレットを製作しました。今、どんな眼鏡をかければ良いのか?をまとめたサンプル集になっています。店頭で配布しておりますので、ご覧いただければ幸いです。
静かながらも骨太なアイウェアムーブメントを皆様とつくっていきたい、そんな願いを込めて。
(G.B.Gafas KYOTO 店長 岡田)
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