皆さん、こんにちは。G.B.GafasKYOTOの岡田です。
JULIUS TART OPTICALの人気モデル『AR』の当社限定モデルが、1月に発売になりました。多くの方にご好評をいただき、誠にありがとうございます。
(『AR』限定モデルについてはこちらをご覧ください。→https://gbgafas-co.jp/information/11764)
JULIUS TART OPTICALについて、まだ、ご存知ない方にご説明しますと、1950年代初頭に米国で創業したTART OPTICALを前身としたアイウェアブランドです。
TART OPTICALから発表されたモデルは、ニューヨーカーに高く評価され、彼らの愛用品になっていきました。
また、アパレルショップにも商品を供給し、人気を博していたそうです。
ジェームス・ディーンやウッディ・アレンなどの著名人もTARTを使用しており、ブランドとしての立ち位置の高さが伺い知れます。
残念ながら、70年代に入るとTART OPTICALは、幕を下ろす事になりますが、当時のニューヨークのムードが漂うデザインがヴィンテージフレームマニアの間で評判を呼び、近年、ジョニー・デップがプライベートで愛用した事も相まってヴィンテージTARTの価格が高騰。
コピー商品のようなモノまで出回る状況になってしまったのです。その状況を憂いたのが、創業者であるジュリアス・タート氏の甥でファクトリーやマーケティングに関わっていたリチャード・タート氏です。
彼はTART OPTICALの図面や資料を託されており、創業者の意思を受け継ぐ唯一の人物です。そんな彼が、日本で活躍している米国人アイウェアデザイナー タミー・オガラ氏と共に世に送り出したのが、JULIUS TART OPTICALなのです。
現在、JULIUS TART OPTICALは、そのトラディショナルなフォルムが幅広い年代、そして、様々なファッションの方々に支持されています。
長い年月を経ても色褪せないスタンダードなデザインの良さは、存在感を放ちつつも、さり気なく溶け込む適応力と野暮ったくも愛らしいところにあるのではないでしょうか？
今回は、人気モデルを好みのファッションや年代の違うスタッフのスナップと共にご紹介いたします。
90年代をベースにしたカジュアルなスタイルに、JULIUS TART OPTICALの中でもボリューミーなモデルを合わせています。
FDR-DEMI AMBER ¥37,000(+tax)
アメリカ第32代大統領であるフランクリン・デラノ・ルーズベルトのイニシャルがモデル名の由来とされる「FDR」を復刻したモデルです。
オリジナルはアメリカ本国でも人気が高く、ヴィンテージ市場でも滅多にお目にかかれない逸品です。
フロントの3点カシメ鋲、幅広のテンプル、テンプルエンドのエッジ感など主張が強いディテールですが、フロントからテンプルにかけての流れるような美しいラインも併せ持っています。
オイルドコートにタータンチェックのマフラーという王道のトラッドスタイルに、丸みのあるウェリントン型が美しいAR Limited を着用。
AR-DEMI AMBER(LIMITED) ¥39,000(+tax)
2017年の復活から多くの注目を集めているJULIUS TART OPTICALの看板モデル『AR（ARNEL）』の当社限定モデル。
一本のフレームを手作業で完成へと導ける職人達が作業工程を吟味し、よりアナログな手法で再現を試みました。
通常ラインよりも創業当時に近雰囲気を持った特別製法の『AR』です。
近頃、TARTは女性にもとっても人気です。
トラッドで厚みのあるTARTのフレームをポイントにして格好良く掛けこなす方が増加中。
HAROLD-BLACK ¥37,000(+tax)
JULIUS TART OPTICALの代表格『AR』と対を成すモデル『HAROLD』。
1950年代に試作品として製作されたP3型（ボストン型）のセルフレームが、約70年の時を経てコレクションに加わりました。
テンプルのデザインや飾鋲などは『AR』と共通になっており、兄弟的なポジションのモデルです。
新しい眼鏡選びのご参考になれば幸いです。
〈G.B.Gafas KYOTO店長 岡田〉
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