G.B.Gafas タブロイド vol.18

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 12

December.

2018.

皆さん、こんにちは。G.B.Gafas KYOTOの岡田です。

先日より気温が下がり、ようやく冬へ季節が変わりました。

しかし、今年の冬の到来は遅かったですね。

12月初旬で夏日とか、これは異常です。

この現象を簡単に結びつけるわけにはいかないですが、地球温暖化と言葉が否応なしに浮かんでしまいますね。

多くの気象学者は、地球温暖化に警鐘を鳴らしています。

しかし、事態は加速度的に進んでいるようで、二酸化炭素の削減だけでは温暖化を止めるのは無理だそうです。

そこで注目を集めているのが、ジオエンジニアリングです。

ジオエンジニアリングとは、全世界のCO2を吸い込み、エネルギーに変換する装置の開発や、上空に微粒子を撒き、太陽光を遮る技術のことです。

この技術を危険視するむきもありますが、自然に立ち向かいコントロールしようとする姿は、人間の本質とでも言いますか、根源的な欲望であるように思えるのです。

 

さて、G.B.Gafasの各店では、毎年恒例のタブロイドが到着しております。

 

 

今回のテーマは、「“欲しい”眼鏡を探す」です。

自分が欲しいと思っているデザインの眼鏡を探すなんて、当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが・・・。

 

1980年代、バブル景気に沸く日本では、様々なものに価値が付けられました。

例えば広告に付けられたキャッチコピーです。

コピーは企業の言いたい事を伝える言葉であったにもかかわらず、文学性を見出した人達も多くいました。

その代表的なものの一つに「ほしいものが、ほしいわ」というコピーがあります。

向かい合う男女の画、女性が男性に「ほしいものが、ほしいわ」と語りかけている広告です。

このコピーは、当時もその後も幾度となく批評の対象になっていましたが、消費すること自体が目的化してしまうような時代に、心に響いて本当に欲しいと思えるものが欲しい、そんな風に語りかけているように私は感じています。

 

G.B.Gafas タブロイド vol18は、「欲しい」と思える眼鏡って何だろう?という疑問からスタートしています。

結果として、眼鏡のデザイン自体が発する魅力や、日々眼鏡と接しているスタッフが愛して止まないモデルなど、眼鏡と向き合って感じる「欲しい」という気持ちの集積のような内容になりました。

G.B.Gafas各店にございますので、ぜひお持ち帰りになって下さい。

ご一読いただいた後、欲望が刺激されれば幸いです。

 

 

 

<G.B.Gafas KYOYO店長 岡田>

 

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