皆さん、こんにちは。G.B.Gafas KYOTOの岡田です。
当社では2005年より「Trip-トリップ-」というオリジナルアイウェアのコレクションを展開しています。
現在流行している眼鏡やサングラスの多くには、何かしらのデザインソースが存在しており、その原型とも言うべき過去の名作にリスペクトの気持ちを込めてスポットを当ててみよう、そんな想いから始まったコレクションです。
時間を遡ってアイウェアを探求する旅(Trip)、それがコンセプトになっています。
今季の旅先に選んだのは、1980年代です。
数年前からファッションの流れは、ある変化を見せていました。
サイズ感は大きくなり、モノトーンやビビットカラーに注目が集まるなど、80’sモードのエッセンスが色濃くなってきたのです。
80年代のファッション業界に衝撃を与えたヨウジ・ヤマモトが若者達の支持を再び集めるようになったのも、その一端だと言えるでしょう。
これらの動向を踏まえ、80年代に焦点を当てたモデルをつくる事ができれば、現在にフィットしたアイウェアを世に送り出せるのではないかと考えました。
80’sアイウェアと言えば服のボリューム感に負けない大きなレンズサイズと狭いブリッジ幅が特徴です。
また、80年代は、ラジカセの普及により音楽を屋外に持ち出せるようになったり、映像メディアなどのクリエイティブな仕事に憧れる人が急増するなど、時代の好景気に伴って「新しさ」が重視されていた時代です。
それゆえ、サイズバランス以外にも新鮮さが求められ、当時流行したDC(デザイナーズ&キャラクターズ)ブランドとのライセンス契約によって凝ったディテールのメタルフレームが登場しました。
今作は、そんな時代のデザインを抽出しながら、素材をチタンにアップデートするなど、現在のフィルターを通したモデルです。
また、同モデルのサイズ違いをつくる事で、様々な顔幅にフィットするようになっています。
モデル名は「TWO-TUCK(ツータック)」、80年代に大流行し、現在復活を果たしたタックパンツの名称に由来しています。
それにちなんでフレームのサイドに2本のラインをさり気なく入れてみました。
当社の創業25周年を記念したオリジナルモデルだけに少しだけ先鋭的なデザインになっています。
ぜひご期待下さい。
ディテール
当時の眼鏡をイメージするうえで、装飾性を表現しやすいブリッジのデザインは重要な
箇所です。スリットを空けたブリッジを採用する事で、個性的な表情になっています。
ブリッジと同様に装飾性を出しています。スリットを空けたブリッジに合わせて、中央
にくぼみをつけ、凹面につや消し加工を加えることで2本のラインを作っています。
繊細なメタルフレームとは異なる存在感を出すために1.4mm厚のボリューム感のあるリム
を使用しています。
個性的なフロントとバランスを取るため、エンドピースは幅広にしています。
これもクラシック系メタルフレームと一線を画すポイントです。
Trip
model : TWO-TUCK
size : 48mm, 50mm
price : ¥20,000(+tax)
material : titanium
color : BK,C,C/NV,GN,GN/DB (全5色)
9月1日からG.B.Gafas各店で発売です。
皆様のご来店をお待ちしております。
<G.B.Gafas KYOTO店長 岡田>
最新情報はこちらから!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓