節目の年

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 19

February.

2014.

 

こんにちは、G.B.Gafas OSAKA umedaの佐藤です。

毎日、オリンピックの熱戦が続いていますね。おかげで少し寝不足気味です。選手の皆さんの頑張りを見ていると4年に一度のオリンピックの舞台というのは本当に特別なのだと改めて感じます。悔いの無い最高のパフォーマンスに期待しています。

 

特別といえば、私たちグラッシーズグループにとっても今年は節目の年です。1994年に京都の北山にG.B.Gafasの前身であるTHE GLASSESがオープンしてから今年で20周年を迎えます。

 

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改装後1999年ごろのTHE GLASSES

 

THE GLASSESがオープンした当時の眼鏡店と言えば、老舗の高級店やデパート、もしくは一般的な量販店が主で、基本的に眼鏡は矯正器具としてという位置づけでしかありませんでした。

それが変わりだしたのは、日本では無名であった欧米のハウスブランドや志のある新進ドメスティックブランドのスピリットにお客様が共感いただいたからに他なりません。(当時20歳そこそこの私も客として店を訪れ、それまで見たことがない眼鏡に心躍らせたことを覚えています)

やがてそれは流行となり、様々な年齢層やニーズを持ったお客様が関心を持たれるようになりました。

その後、私たちのようなセレクトショップの数も増え、価格を売り物にするロープライスショップも数多く出現しました。結果として、眼鏡も洋服同様に手軽に楽しめるファストファッションが支持されるようになりました。

 

最近、「良い眼鏡が欲しくて、何軒かまわってきました」と話してくれるお客様が増えているように思います。

 

私たちも眼鏡にファッション性があることが当たり前になった今こそ、「良い眼鏡」を見つけていただきたいと思います。「良い眼鏡」とは決して高額品だけを意味しているのでありません。デザイナーがマーケティングとクリエイションの葛藤の中から生み出すオリジナリティーを持った商品だと思います。

そして、それに共感してくださるお客様の思い入れが重なることで、「良い眼鏡」は消費されやすいファッションアイテムの中で特別な輝きを放つことができるのではないでしょうか。

 

20周年を前に、デザイナーとお客様とのより良い仲介者となることを、お客様の言葉を聞きながら改めて思いました。

 

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ご好評いただいてます私たちのコダワリの結晶「FISH&CHIPS」SADDLE BRIDGE-Pのセル巻き ¥28,350

 

(G.B.Gafas OSAKA umeda店長 佐藤)