皆さん、こんにちは。G.B.Gafas KYOTOの岡田です。
GLASSES CO.,LTD.に入社してから早20数年が過ぎ、年齢は40代半ばを迎えております。
私は遠方が見えにくい近視なのですが、加齢によって近視を矯正する眼鏡を掛けると手元が見えにくく感じるようになりました。
携帯なんかの小さい文字を見る時はちょっと離して見るようになりました。
また、長時間、近くを見たあとに遠くを見ると直ぐに焦点が合わなくなっています。
そんな事もあり、少し前から累進多焦点レンズ(遠近両用レンズ)を使用するようになっています。
累進多焦点レンズというのは、その名の通り一枚のレンズの中に複数の焦点があり、上下で度数が変化するようになっています。
20〜30代のお客様もサポートレンズと呼ばれている多焦点レンズを選ぶ方が増えています。
現在はスマホをはじめ近くを見る時間が長く、遠方はもちろんの事、近くも楽に見えるレンに要望が高まっているのです。
今後、多焦点レンズがもっと一般的な物になると考えられています。
G.B.Gafasでは、累進多焦点レンズをトラディショナルなシェイプのフレームに組み合わせる事を提案しています。
なぜなら、トラディショナルなレンズ形状は、限定された範囲の中でも有効な視野が確保できるように設計されているからです。また、トラッド系フレームのシンプルなデザインは、大人好みのスタイリングと相性が良いのです。
今回は僭越ながら、私が新調した遠近両用レンズ入りの眼鏡をご紹介したいと思います。
当社オリジナル『FISH&CHIPS』のコレクションから『THREE PIECE-SR』を選びました。
THEER PIECE-SRは、1920年代に製作されたサドルブリッジ(一山)のフチなし眼鏡です。
眼鏡に装飾性がもたらされたのが、1930年代に入ってからですから、このモデルは、それより前の究極にシンプルなデザインを目指して企画し、YELLOWS PLUSのデザイナー山岸 稔明氏にデザインを依頼しました。
素材はチタンにアップデートする事で弾力性を向上させています。
このモデルに詳細は、3月6日のブログをご覧下さい。
そして、レンズにはNIKON LOHAS10を選択しました。
LOHAS10は、最新の技術で遠近両用レンズ特有の歪みを抑えているだけではなく、眼鏡が顔に掛かっている角度や位置を計測し、そのデータを基に製造する事で最適な視野を確保してくれるレンズです。
しかし、どんなに良いレンズであっても計測が正確でなければ、その良さを充分に発揮する事ができません。
そこで、新しい計測システムを導入しました。
着用者の画像を撮影し、画像から必要なデータを測定します。
フィッティングをした後にゲージを装着して一枚目を撮影します。
次は近方に視線を合わせ、2枚目を撮影。
撮影した2枚の画像から、左右で異なる瞳の位置やフレームの角度を導き出しました。
もちろん、最終的にオプティシャンが目視でも確認をします。
新システムで測定した眼鏡の完成です。
前回よりも手元が見やすいように度数を変えたのですが、違和感はありません。
これは、おススメですよ。
ご興味がございましたら、ぜひご相談ください。
〈G.B.Gafas KYOTO店長 岡田〉
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