明けましておめでとうございます。
G.B.Gafas京都の岡田です。今年も鮮度の高い情報をドシドシアップしていこうと思いますので、今年もお付き合いの程、何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、今年は元日から結構な雪が降りましたね。いつもなら京都の伏見稲荷大社に初詣へ行くのですが、今年は断念。次の休みの日にでもお参りしたいと思います。ちなみにトリップアドバイザー(米国に本拠地を置く、旅行に関する口コミサイト)が発表した、日本の人気観光スポットNo1に選ばれたのが何を隠そう伏見稲荷大社なのです。
おそらく、人気の理由は、この幻想的とも言える千本鳥居にあるのではないでしょうか?
しかし、伏見稲荷に限らず、近年、外国人旅行者は年々増加しています。そして、観光だけではなく、買い物を楽しみに来られている方が非常に多いですね。
最近、眼鏡もそのターゲットになっているのは紛れもない事実。まず、海外の方が気にされるポイントは、日本製である事です。品質に対する信頼感はこれまで培われてきたイメージの通りですね。しかし、近頃はデザイン面においても日本ブランドに興味が注がれているのです。
イエローズ・プラスやクレイトン・フランクリンは国際展示会で高い評価を獲得し、今や生産数の7割近くを海外に輸出しています。そんな中、興味深いのはアイヴァン7285のコレクションが、高感度で知られる仏のセレクトショップ「コレット」の関係者からジャパンモードを感じると言われた事です。
現在、活躍している日本のデザイナーで欧米製のアイウェアに影響を受けていない人は皆無であろうと思います。更に言うなら、私はそんな彼らのコレクションに「和」を感じる事はありません。それにも関わらず、ある種の日本的要素を感じる人がいるのです。
昔、ファッションデザイナーのヤマモトヨウジ氏がどんなに西洋的な仕事しても、モードジャポネと表現される旨の発言をしていましたが、どこかそれに近い物があるのかもしれません。ヨウジ氏はモードジャポネと評される事を足枷に感じているようでしたが、私はデザインの根底に流れる日本的な美意識にこそ、日本のアイウェアブランドが世界で勝負していける武器が潜んでいるように思えるのです。もう少し正確に書くなら和物の雰囲気を意図的に出すのではなく、欧米的デザインに取り組みながらも日本人デザイナーならではのオリジナリティが発揮されている物といった感じでしょうか。そんな事を、新年を迎えながら考えておりました。
最後に今回のブログに登場したドメスティックブランドをご紹介いたします。
上 YELLOWS PLUS GEMMA-431 ¥35,640
下 YELLOWS PLUS TAYLOR-443 ¥29,160
上 CLAYTON FRANKLIN 743-MBK ¥31,320
下 CLAYTON FRANKLIN 722-DM ¥30,240
上 EYEVAN7285 717-1002 ¥47,520
下 EYEVAN7285 412-4001 ¥38,880
(G.B.Gafas KYOTO店長 岡田)
本年もどうぞよろしくお願いします。