「小林よ、海外買い付けの旅は骨が折れる仕事だろう…!?」
「はい御大、それでも素敵な眼鏡との出逢いは、その分の感激もありますね!」
今回、ニューヨークを旅したのにはブルックリンを探訪するというもう一つの目的がありました。
例年よりも今春のニューヨークはとても寒く、この日も小雪が舞う中、私たちは滞在していたソーホーから地下鉄に乗り、20分ほどでブルックリンへ到着しました。
何もかもがスピーディで洗練されたマンハッタンとは違い、静かで時間がスローに流れ、どことなくアメリカならではの良い意味で無骨さが残るこの街は、近年、日本の様な洋服のセレクトショップ、カフェ、スィーツショップ、アンティークショップなどが点在し、ファッション情報雑誌などにも紹介されている注目のエリアです。
古き良きアメリカが感じられる家具が店内に並ぶアンティークショップ
店内は常に行列のチョコレートショップ
日本の雑誌にも良く登場するセレクトショップ
こちらは人気のサーフショップ
そして、G.B.Gafasでも人気のMOSCOTのショップにも。
さすが本場。ブルックリンでもその人気は見ての通り。
「このブルックリンはG.B.Gafas大阪の堀江に雰囲気が似ていますね!」
「しかし小林、寒くないか? ぶるぶる、ぶるぶる〜ブルックリン!」
「御大、お疲れですか?」
地元民は結構薄着ですが、この日の気温ほぼマイナス。。。
一昔前のオシャレな眼鏡の選び方の定説であった『有名人が掛けていた眼鏡だから』とか、『他に無いおもしろいデザインなので』など、または『顔の輪郭と眉毛の形で似合う眼鏡を探す』などという、とんでもない誤解は、もはや薄れつつあると思います。
私たちが常に探求しているファッションと眼鏡の密接な関連性とは、なぜ今このスタイリングの眼鏡を掛けこなすとカッコいいのか?
それを私たちがセレクトした意図を、誰もが納得する理論でご提案し、そして認定眼鏡士の技術で視力矯正眼鏡として完成させるのが、眼鏡コンセプトショップの本道であるという取り組みは、創業以来、私たちが追求し続けているテーマなのです。
そんなポリシーを維持、発展させて行くためにもファッション、アート、ミュージックなどの動向を常に把握して、その時代に求められるアイウェアの審美眼を高め持続させていかなければならないのです。
decoraとGafasはこれからも国内はもちろん、世界中から生まれてくる本当に素敵なアイウェアを、顧客様へご提案し続けたいと思っています。
「小林よ、今秋はパリのシルモ展と欧州メーカー訪問記を紹介するよ〜!」
「あら〜、御大のブログ登場が増えますな…(汗)」
記. (株)グラッシーズ代表 竹中 / decora大阪店長 小林