新ブランド『folc eyewear(フォルク アイウェア)』の取り扱いがG.B.Gafas各店でスタートします。今季、イタリアの国際展示会“MIDO(ミド)”で買い付けたブランドで、日本ではあまり知られていない存在です。
folcは、スペインのバルセロナに拠点を置くアイウェアブランドで、アセテート樹脂を使用したコンテンポラリーなコレクションを発表しています。全体的にボリューム感のあるモデルが多く、トレンドにフィットしているのはもちろんなのですが、プロダクトデザインに精通したデザイナーによるカッティングを駆使した造形美には、強いオリジナリティが感じられます。
ブランドの創業は2016年、デザイナーのマルタ・リナレスによって生み出されました。彼女は、子供の頃に父親が工房でジュエリーを手作りするのを見て以来、モノづくりに対する憧れを抱くようになります。同時に製品の機能性にも興味を持ち、大学で工業デザインを専攻。大学最後の年に眼鏡店で働いた事をきっかけにアイウェアデザイン・イノベーションに関するプロジェクトを立ち上げました。
卒業後、バルセロナの照明デザインスタジオに勤務していましたが、大学でのプロジェクトを見ていたインドの光学メーカーにスカウトされ、そこでアイウェアデザインを手がけるようになります。インドで経験を積んだ後、バルセロナのアイウェアブランド『XAVIER GARCIA(ザビエル・ガルシア)』にシニアデザイナーとして迎えられ、新しいプロダクトの開発や製品の品質改善などに取り組みました。同時期にシューズデザインを大学院で学び、ロンドンのセントラル・セント・マーチンズでアクセサリーデザインのコースも修了。様々なデザインに関する豊富な知識と経験を手に入れ、2014年に自身のスタジオを設立し、その2年後に『folc eyewear』を誕生させました。
folcとは古英語で“人”を表しており、あえてデザイナー名をつけないことでデザイン自体や着用する人々に注目が集まるようにという想いが込められています。
デザインの大きな特徴は、アイウェアのひとつひとつを彫刻作品のように考えていること。
メイン素材である上質で美しい色合いのアセテートを贅沢に使用し、複雑なカットを施す事で光と陰の新しい視覚効果をねらっています。デザインプロセスに費やす時間は長く、デザインから最初のプロト製作、重量やマテリアル、フィッティングの検討を重ね、製造前の最終プロト製作、カラー選定へと進んでいきます。その結果、コレクションの型数は少なくなりますが、美学と機能が完璧に調和したモデルを揃えることができます。
また、サングラス用のレンズはドイツのカールツァイス社が製造しており、各国が設ける製品基準を厳密にカバーしています。
少量生産である理由は付加価値を付けるだけでなく、大切に使ってくれるユーザーに必要な分だけを供給するという環境への配慮も込められているのです。
フレームのメイン素材である植物由来のアセテートはマツケリーをはじめとするイタリアの有名メゾンのものを使用し、それらはクラフトマンシップ溢れる北イタリアの職人に委ねられます。なるべく、輸送距離を抑えることで環境負荷の低減したいというのが、その理由。
folcはデザインの豊かさだけではなく、現代社会の課題にも積極的に取り組むアイウェアブランドなのです。ぜひ、店頭でこだわりのつまったコレクションをご覧になって下さい。
取扱店:G.B.Gafas各店
価格:¥46,200(税込)~
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