ゼロ年代

こんにちは、G.B.Gafa梅田の佐藤です。

ゼロ年代も終わり、早くもいろんな分野で総括がなされたりしていますね。
スタジオボイス(残念ながら休刊)なんか昨年にしてましたし。
アメリカではゼロ年代の呼び名を考えているらしいです。
ダブルオーズとかゼロズとか。

個人的にゼロ年代を振りかえってみると、
カルチャー系は大きなムーブメントは少なかったのではと思います。
リバイバル的なものが多かったような…。
でもあとで振り返ったらいろいろあるのでしょうね。



眼鏡業界もいろいろありました。
ありすぎて総括なんか出来ませんので身近に感じたことをひとつ。



90年代、フォーナインズやジャポニズムといった上の世代の努力もあり、
セレクトショップで販売されるデザイン性のある眼鏡のマーケットが形作られてきました。



2000年代に入り、価格競争が激しくなり、
コストの安い中国製眼鏡が市場を席巻してきました。
それにより多くの作り手、売り手、ユーザーにも価値観の変化をもたらしたように思います。



そんな時代背景の中、とても力強く感じたのが
次世代の日本人デザイナーたちの台頭でした。

彼らは、価格では中国に及ばなくても、自分たちしか出来ないモノ作りにこだわって、
新しいデザインを生み出しています。



そして、次世代のデザイナーたちがアイデンティティを築き上げ、
成長していくにつれ、ユーザーにも変化が表れ、
フレームの物語やデザインに対するシンパシーを意識して
購入する方が多くなってきたと現場で肌で感じました。



「イエローズプラス」「スペックエスパス」「ファクトリー900」「アルマミカ」などは
特に際立った個性を発揮していたのではないかと思います。



お客様の価値観を決定的に変えることが出来るのは商品の力なのだと
強く感じたゼロ年代だったように思います。
彼らの今後、そして新しい作り手の出現に期待してます。



追記

先日も南船場ブログで紹介してましたが、アルマミカの別注カラーが到着しました。

arumamikaleIMGP3728.JPG

ロゴのとなりにさりげなく「Limited edition」の文字が。

 

arumamikaleIMGP3734.JPG

私の大好きな某女優もかけてる定番の「SAGE」も再発&別注カラーです。

 

arumamikaleIMGP3738.JPG

まだ少ししかお見せできませんが1月末頃にはすべて揃いそうです。

 

 

(G.B.Gafas UMEDA店長 佐藤)

 

Date: 20.January.2010 19:21 | Comment (0) | Trackback (0)

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