こんにちはG.B.Gafas KYOTOの岡田です。

今月の１７日、日本製眼鏡の聖地である福井県は鯖江を訪れてまいりました。

その前日の１６日は京都でも雪が積もるくらいの寒波が来ており、案の定、鯖江市は一面の雪化粧が施されていたのです。

最初に伺ったのは眼鏡の量産を行っている工場です。パソコンと連動し、インプットされた図面から眼鏡の前枠を完全自動で削り出す機械もあれば、途中までを機械で行い、最終部分に手仕事を加える工程もあるとかで、ここでの手の入れ方で完成度が大きく違うそうです。

プログラムされた図面からフロントを削り出す機械。

複雑な形状を作り出すのに多数の刃が使い分けられています。

この手作業に職人の妙技が隠されているそうです。

さらに雪深さが増し、到着したのはオプトデュオさんのオフィスです。

ここでは、スペックエスパスの新型の最終打ち合わせの現場に立ち会うことができました。

スポーティーな配色とフォルムは秀逸で、昨今のアーバンアウトドアマンにもってこいのデザインです。

その後は有名ブランドのプロトモデルを多数手がけるハンドメイド職人さんのもとへ。

セル生地に糸鋸が吸い込まれるように入っていきます。

高い精度を目指して、細かく寸法をチェックします。

泥バフと呼ばれる研磨機械です。ここでフレームが丁寧に磨かれていきます。

そして、某所に移動…ここでは以前、decoraKOBEブログでもご紹介した当社オリジナルの進行状況を確認しました。

ディティールなど最終検討段階に入っています。ファッション的には通好みな仕上がりになることでしょう。発売日未定ですが乞うご期待。

この日の最後にやってきたのは創業５０年の老舗で、焼き鳥と串揚げいただきました。

濃密な１日を振り返り、近々に再び福井へ訪れることを心に誓った夜でした。

（G.B.Gafas KYOTO店長　岡田）