こんにちは、G.B.Gafas KYOTOの岡田です。

１２月も中盤となり、２０１０年も残すところ約２週間となりました。この時期になると毎年、月日の移り変わりをしみじみと実感してしまいます。月日は百代の過客とはよく言ったものです。

さて、京都北山「THE GLASSES」が御池へと移転し、G.B.Gafas KYOTOとしてリニューアルしてから約半年が過ぎました。お客様の変わらぬご愛顧に厚く御礼を申し上げます。

私達がリニューアルに際してテーマとしたキーワードは「原点回帰」です。（以前のブログでも書きましたが、今年最後の京都ブログですので改めて．．．）

１７年前、北山にTHE GLASSESを立ち上げた時、何よりもお客様にカッコいいと思える眼鏡を提案したかった訳です。私達が考えるカッコいい眼鏡とはフォルムが洗練させているのはもちろんなのですが、そのデザインがファッションとしてどんな位置づけにあるのか、カルチャー的に如何なるメッセージがこめられているかというデザインのコンセプトも含めてカッコいい眼鏡の事なのです。それらから数年が経ち世界基準で商品のセレクト行い、独自のカウンセリングスタイルを持った姉妹店“decora”が誕生する一方で、もう一度G.B.Gafasとして創業当時の想いを明確にしたいと思うようになりました。

故に原点回帰．．．。

特別変わった事をしようというのではなく、自然に行き着いたような感じです。何事もそうだと思いますが、製品には誕生からの歴史があり、そこにはデザイナーがいて様々な思想がある訳ですから、眼鏡も文化的側面を当然持っているのです。そんな眼鏡のバックボーンを魅力的に伝えられるショップであり続けたいと思います。

最後に2011年のカルチャーライクなニューモデルが到着していますのでご紹介いたします。

SELIMA  ￥31,500～

ニューヨークを拠点に活躍するセリマ・サラウンが手掛けているブランドで、G.B.Gafasでも久々のセレクトになります。６０～８０年代的なヴィンテージ感のあるデザインとオリジナルなカラーはニューヨーカーのみならず、各国のミュージシャンや映画、ファッション関係者の支持を集めています。

KIRK ORIGINALS ￥34,650～

ロンドンの老舗眼鏡店に生まれた、デザイナージェイソン・カークは祖父の作った古い眼鏡の束を発見します。トラッドベースのフォルムには、ある種エキセントリックとでも言うべき仕掛けがデザインされています。このモデルはテンプルにフォログラムが取り付けられ角度によってテンプルデザインが変わる意欲作です。 

SHURON ￥17,850～

1865年にエド・カースティンが創業したアメリカ３大光学メーカーの一つです。今回セレクトしたのはクラシックスタイルのメタルフレームです。フルビューと呼ばれるデザインでテンプルの付け位置がフロントの上部にあり、テンプルが視界を邪魔することはありません。トラッド系のプラスティックフレームに食傷気味の方にオススメです。

皆様のご来店をお待ちしております。

（G.B.Gafas KYOTO店長　岡田）