皆様、こんにちは。G.B.GafasKYOTOの岡田です。
G.B.Gafas 堀江から梅田、そして京都へと続いた「OLIVER GOLDSMITH SPECIAL EXHIBITION」には、多くのお客様に足をお運びいただき、誠にありがとうございました。
100年近い歴史を持つ英国ブランド「OLIVER GOLDSMITH 」が持っている多彩なクラシックスタイルのコレクションが、いかにお客様から支持されているのかを実感しました。
(京都店ではエキシビションを16日まで開催しております。ご興味がございましたら、ぜひ!)
50〜70年代の欧米デザインは、特に我々世代(40代半ば)には深く突き刺さるものがあります。
そういった意味では、2016年にコレクションを復刻し、約60年の眠りから目覚めたJULIUS TART OPTICAL もそうですね。
歴史的背景が備わったオーセンティックなデザインは、いつの時代にも輝いています。
よく定番品なんて言いかたをしますが、自分のワードローブを見渡すと長く使っているのは、そんなアイテムだったりするものです。
ところでフレームのデザインについては、クラシックスタイルの存在感を再認識した次第ですが…。
皆様は、レンズについてどんな認識をお持ちでしょうか?
こんな事を言い出したのには理由があります。
2年ほど前なのですが、爪を切って指のささくれを処理しようと思った際に、見にくいと思ったのです。
私は仕事柄、近くを見る事が多いため、サポートレンズを使っておりました。
サポートレンズとは、上下で遠方用(クリア)から近方用(リラックス)に境目なく緩やかに度数が変化するレンズです。
近方作業に重宝していたのですが、物足りなさを感じるようになりました。
つまり、老眼が進行したという事です。
眼は近くを見る際、近方にピントを合わせる機能が備わっています。
しかし、20歳を過ぎた頃からその機能は少しずつ弱くなり、一定の年齢になると見えにくさを感じようになるのです。
例えば、細かい文字が見えにくくなったり、細かい文字をずっと見ていて、顔を上げた時に遠方が滲んで見える。
スマホを長い時間見ていると目が疲れる。
眼鏡をかけてらっしゃる方であれば、細かい文字やスマホを見る際に眼鏡を外した方が見やすく感じるといった状況です。
そんな訳で私は遠近両用レンズを使う事に決めました。
遠近両用レンズもサポートレンズと同じように上から下に向かって境目なく度数が変化します。
違いは、遠方部と近方部で度数がしっかりと変化しますから、見やすいという実感がありますね。
側方(画像(2)の色がついていない部分)にボヤけを感じましたが、視線の使い方に慣れてしまえば、気にならなくなりますね。快適に使えます。
もちろん、快適な遠近両用眼鏡を作るには、いくつかのポイントがあります。
瞳の中心とレンズの中心を合わせる事。
そして、視線の移動に最適な角度に眼鏡の傾斜を調整する事。
そして、一番大切なのはフレーム選びです。
上下に度数が変化するので、レンズの縦幅が必要です。
縦幅が狭いものでも製作が可能ですが、遠方部と近方部にしっかりスペースを取るなら、縦幅には余裕があるほうがベスト。
レンズの性能をしっかり感じたいなら、縦幅の狭いモデルは避けていただいた方が良いと思いますよ。
そこで、私が提案したいのは、縦幅のあるクラシックスタイルのフレームです。
JULIUS TART OPTICAL AR44-DEMI AMBER ¥37,000(+tax)
ジョニー・デップをはじめとする著名人やヴィンテージフレームマニアが愛したTART ARNELの復刻モデル。
アメリカンヴィンテージスタイルの決定版です。
OLIVER GOLDSMITH CONSUL-S – NERO ¥32,000(+tax)
名優マイケル・ケインが愛用した英国の老舗ブランドOLIVER GOLDSMITH の名品。
重厚感のある洗練されたフォルムは時が経っても色あせません。
CUTHBERT&CHEN C&C RIMWAY-SILVER ¥47,000(+tax)
世界的なヴィンテージコレクターであるジェイ・オーウェンズ氏が展開するブランド。
このモデルは40年代のバックリム付き縁無しフレームを忠実に再現した逸品です。
クラシカルなレンズシェイプは、着用者の視野を考慮した機能面を重視してデザインされているものが多く、視線移動が大切な遠近両用に向いているのです。
おまけにクラシックフレームはコーディネートの守備範囲が広く、飽きを感じにくいというメリットもあります。
もし、私と同じように「以前と少し違うな。」と思われたら、是非ご相談ください。
〈G.B.Gafas KYOTO 店長 岡田〉
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