皆さま、こんにちは。G.B.Gafas KYOTOの岡田です。
昨日は、祇園祭のメインとも言える前祭り(さきまつり)・山鉾巡行でした。観覧中に熱中症で体調が悪くなった方も多数いらっしゃったと聞きます。
猛暑が続いておりますので、ご注意のほどを。
ちなみに山鉾巡行の先頭を切るのは長刀鉾と決まっています。
実は、鉾の屋根に付いている長刀が1536年に略奪されていた事が、今年あきらかになりました。
その翌年、近江の刀鍛冶が発見し、買い取ったうえで八坂神社に奉納したとの事。
それがなければ、シンボルは永遠に失われていたかもしれません。
それ以外にも、戦禍などで祇園祭りそのものが存亡の危機に瀕した事がありましたが、町民の力で幾度も復活を果たしてきたのです。
さて、眼鏡の世界でも歴史ある様式が復活の兆しを見せています。
それがリムレス(縁なし)フレームです。
1930年代に登場したこのデザイン、枠が視界に入るのを防ぐ事や、軽量化を目的としてつくられた物だと思うのですが、当時使用されていたガラスレンズに穴を開け、ネジで固定するのはオプティシャンに高度な技術を要求した事でしょう。
樹脂製レンズを使うようになった今でも、レンズのカーブや厚みを考慮しながら適切なサイズの穴を正確な位置に開けるのは、神経を使う作業なのです。
しかし、繊細な雰囲気を醸し出すリムレスならではの表情は、他のデザインではちょっと味わえません。
今季、トレンドを意識しながらも普遍性の高いデザインで、欧米でも人気を博している「YELLOWS PLUS」から、2パターンのリムレスフレームが発表されています。
特にミニマルデザインを好む北欧のバイヤーから好評だったそうです。
身の回り品が目立ち過ぎないように気を使うビジネスシーンはもちろんこと、シンプルなフォルムを生かしてモードっぽいスタイリングに組み合わせるのも格好良いのではないでしょうか。
上 AROLD
下 ARNELL ¥36,720(tax in)
レンズの鼻側と耳側の2点をネジで固定したモデルです。
ブリッジと左右テンプル(アーム部分)の3つのパーツで構成されています。
チタンを使用する事でフィット感の向上を図ると共にレンズにかかる負担を軽減しています。
上 COLES
下 COLET ¥36,720(tax in)
レンズの鼻側と耳側の2点をネジで固定し、更にレンズの裏側にバーが添えられているモデルです。
このモデルもチタン製で非常に軽量、抜群のかけ心地を提供してくれます。
上部にあるバーがさり気ないアクセントになってくれます。
ぜひ店頭にて美しいフォルムとディテールをお確かめ下さい。
皆様の御来店をお待ちしております。
<G.B.Gafas KYOTO店長 岡田>
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