クラフトマンシップ

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 21

December.

2016.

皆様こんにちは。G.B.Gafas OSAKA umedaの松本です。

 

街のクリスマスムードも最高潮、2016年も残りわずかになりましたね。

 

振り返りますと今年もたくさんの眼鏡たち、そしてお客様との出会いがあり充実した一年となりました。

 

今年は例年にも増して特に作り手のクラフトマンシップが宿った良作が多く見られたように感じます。

デザイナーの意図した世界観を高いレベルで具現化する職人のこだわりや巧みな技術、妥協のない姿勢には感服するばかりです。

 

さて、我々オプティシャンにもクラフトマンシップが求められる場面があります。

 

デザイナーや職人が丹精を込めてつくり出したフレームにお客様一人ひとりに合わせたレンズをセットすることで初めて「眼鏡」はその機能を持つことができます。

 

レンズの加工は私達の仕事。

 

各店舗には加工室を設けており、一部の例外を除いて全てのレンズ加工を自店で行います。

 

いかに美しく、見え方や掛け心地など装用感の良い眼鏡に仕上げることが出来るか、レンズの加工はオプティシャンの腕の見せ所なのです。

 

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ノーズカスタム

 

ノーズパットの修正が必要な場合はお客様のお顔立ちにあわせたパットにカスタムを行います。

 

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面取り

 

加工の基本は面取りから。均等で美しいラインでレンズの断面をなめらかにします。

 

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枠入れ

 

フレームごとに適正なサイズ感があります。レンズ軸がずれないよう、かつ歪みを極限まで抑える最適なサイズ感で仕上げるには経験を要します。

 

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バフ掛け

 

お客様にお渡しするフレームは素材本来の美しさを感じていただける様、丁寧に磨き上げられます。

 

 

フレームのデザインは多岐にわたり、それぞれに合わせた加工方法があります。お客様によってレンズの厚みやカーブが変わるのはもちろん、骨格やご使用のシチュエーションを考慮したフレーム調整も必要です。

 

近年ではレンズ加工機のハイテク化により、効率的に眼鏡を仕上げる事が出来る反面、加工者の技量により仕上がりの良し悪しが決まってしまうのも事実。

 

もちろん上には上がいる世界ですのでたとえベテランのオプティシャンでも慢心は許されません。

私たちにとって日々の仕事はより腕を磨くための修業でもあります。

 

お客様にはお渡しまでの間、どうしてもお時間をいただく形になってしまうのですが、ご注文の眼鏡が仕上がるまでの時間をどうかワクワクしながらお待ちいただけますと幸いです。

 

来年もお客様のご期待に応えられる様に全スタッフ一丸となり努めてまいります。

 

それでは皆様良いクリスマスをお過ごしください。

 

(G.B.Gafas OSAKA umeda チーフ 松本)

 

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